いい写真とは?
こんにちは^^
先日、どうすればいい写真が撮れるのか - Photo Design Life
という記事をあげていましたが、今回は
どんな写真がいい写真なのか?
というところを自分なりに考えてみたいと思います。
一言にいい写真と言っても、その判断基準はとても難しいです。
例えば、
世界でも有名な写真コンテストで入賞した写真。
誰もが知っている映画やドラマの広告に使われている写真。
誰もが知っている有名なフォトグラファーが撮った写真。
もちろんどれもいい写真、素晴らしい写真なんだと思います。
ただ、インスタグラムやFacebookを見ていても、「ああ、なんていい写真なんだろう」と思える写真はたくさんあります。
結局のところ、
「見る人によっていい写真なのかそうでないのかは変わる。」
ということなのかなと思います。
どんなに有名な人が撮ったとしても、どんなに素晴らしい写真と言われていても、見る人が見れば全く何も感じないということももちろんあります。
むしろ、結婚式なんかでふとした瞬間に友達が撮っていた写真を見て、いい写真だなと思うことだってあります。
でも、見る人によって変わるっていうんじゃ結局いい写真って何なの?
ということになりますよね。
私なりにいい写真が何かを考えました。
その結果、いい写真の共通点は、
「瞬間を切り取る力」が感じられる写真
じゃないかと。
これは言い換えると
「ちょっとした違和感を感じ取る力」が感じられる写真
とも言えるかもしれません。
以前、知人のフォトグラファーと話をしていて、
「いい写真を撮る人って何がすごいんだろう?」
という質問をしました。
すると彼は
「やっぱり瞬間を切り取る力がすごいんじゃないですかね?」
と言っていました。
マイケル・ジャクソンのジャケット写真を撮影していた有名なフォトグラファーの撮影風景をyou tubeで見せてもらいました。
まるで適当に撮っているようにしか見えないのですが、そこから出た写真はとてつもなく印象的な写真でした。ちょっと今手元に写真が見つからないので、どんな写真になったかはお見せできないのですが。。。
このフォトグラファーさんに限らず、やはりいい写真だなと思うものは、見た時にハッとさせられるものがあるように思います。
それは、やはり他人が気付かない瞬間を切り取る能力がすごいんだろうなと思える写真なんだと思います。
もちろん、写真の現像の仕方やその他の要因もありますが、技術的な面は今のデジタルカメラであればそんなに差はありません。
であれば、やはり差が出てくるのはそこなのではないでしょうか。
すなわち
いい写真≒自分にしか捉えられない瞬間を切り取った写真
と言えるのではないでしょうか。
だからこそ、先日の記事に書いたように、量をまずこなして、その中で自分にしか切り取れない瞬間というものを見つけていく力(=自分のスタイル)をつけていく必要があるのかなと思います。
私自身も、私にしか切り取れないものを撮る力をこれからつけていきたいと思っています。